高崎市議会 > 2021-03-17 >
令和 3年  3月 定例会(第1回)−03月17日-付録
令和 3年  3月 定例会(第1回)−03月17日-07号

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  1. 高崎市議会 2021-03-17
    令和 3年  3月 定例会(第1回)−03月17日-07号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年  3月 定例会(第1回)−03月17日-07号令和 3年  3月 定例会(第1回)   令和3年第1回高崎市議会定例会会議録(第7日)   ────────────────────────────────────────────                                   令和3年3月17日(水曜日)   ────────────────────────────────────────────                  議 事 日 程 (第7号)                                  令和3年3月17日午後1時開議 第 1 議案第 3 号 財産の取得について(小学校教師用指導書)     議案第 4 号 財産の取得について(中学校教師用指導書)     議案第 5 号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について     議案第 6 号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正について     議案第 7 号 高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第 8 号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について     議案第18号 財産の無償貸付けについて     議案第19号 包括外部監査契約の締結について     議案第20号 高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について     議案第21号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第22号 公立大学法人高崎経済大学の役員の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定について     議案第23号 高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止について
        議案第24号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第25号 高崎市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第26号 高崎市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第27号 高崎市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第28号 高崎市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第29号 高崎市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第30号 高崎市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第31号 高崎市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第32号 高崎市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第33号 高崎市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第34号 高崎市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第35号 高崎市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第36号 高崎市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第37号 高崎市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第38号 高崎市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第39号 高崎市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第40号 高崎市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について     議案第41号 高崎市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第42号 高崎市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第43号 高崎市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第44号 高崎市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第45号 高崎市介護保険条例の一部改正について     議案第46号 高崎市保健所関係使用料及び手数料条例の一部改正について     議案第47号 高崎市食品衛生条例の廃止について     議案第48号 高崎市道路占用料徴収条例の一部改正について     議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算     議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算     議案第51号 令和3年度高崎市介護保険特別会計予算     議案第52号 令和3年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算     議案第53号 令和3年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算     議案第54号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算     議案第55号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算     議案第56号 令和3年度高崎市水道事業会計予算     議案第57号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計予算 第 2 請願第 1 号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて     請願第 2 号 18歳以下の子供の均等割減免、資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて     請願第 3 号 安全・安心の医療・介護体制を確立し国民のいのちと健康を守るための意見書の採択について 第 3 議案第58号 高崎市特別職の給与に関する条例の一部改正について     議案第59号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について 第 4 議案第60号 令和2年度高崎市一般会計補正予算(第13号) 第 5 議案第61号 高崎市監査委員の選任同意について 第 6 議案第62号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について 第 7 議案第63号 人権擁護委員候補者の推薦について     議案第64号 人権擁護委員候補者の推薦について     議案第65号 人権擁護委員候補者の推薦について 第 8 環境施設建設特別委員会の中間報告 第 9 防災・危機管理対策特別委員会の中間報告 第10 都市集客施設整備特別委員会の中間報告 第11 子育て支援定住人口増加対策特別委員会の中間報告 第12 議員提出第1号議案 高崎市議会会議規則の一部改正について 第13 議員提出第2号議案 高崎市議会委員会条例の一部改正について   ──────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 (議事日程に同じ)   ──────────────────────────────────────────── 出席議員(37人)      1番   大 河 原  吉  明  君      2番   青  木  和  也  君      3番   荒  木  征  二  君      4番   谷  川  留 美 子  君      5番   中  村  さ と 美  君      6番   三  井  暢  秀  君      7番   丸  山  芳  典  君      8番   樋  口  哲  郎  君      9番   伊  藤  敦  博  君     10番   中  島  輝  男  君     11番   清  水  明  夫  君     12番   後  藤     彰  君     13番   小  野  聡  子  君     14番   片  貝  喜 一 郎  君     15番   依  田  好  明  君     16番   新  保  克  佳  君     17番   時  田  裕  之  君     18番   林     恒  徳  君     19番   大  竹  隆  一  君     20番   根  岸  赴  夫  君     22番   飯  塚  邦  広  君     23番   渡  邊  幹  治  君     24番   逆 瀬 川  義  久  君     25番   長  壁  真  樹  君     26番   白  石  隆  夫  君     27番   丸  山     覚  君     28番   柄  沢  高  男  君     29番   松  本  賢  一  君     30番   石  川     徹  君     31番   後  閑  太  一  君     32番   後  閑  賢  二  君     33番   三  島  久 美 子  君     34番   高  橋  美 奈 雄  君     35番   丸  山  和  久  君     36番   柴  田  正  夫  君     37番   柴  田  和  正  君     38番   田  中  治  男  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席議員(1人)     21番   堀  口     順  君   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   総務部長    曽  根  光  広  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   市民部長    山  田  史  仁  君   福祉部長    吉  井     仁  君   福祉部子育て支援担当部長                                   星  野  守  弘  君   保健医療部長  新  井     修  君   環境部長    石  原  正  人  君   商工観光部長  水  井  栄  二  君   農政部長    真  下  信  芳  君   建設部長    奥  野  正  佳  君   都市整備部長  内  田  昌  孝  君   倉渕支所長   塚  越  好  博  君   箕郷支所長   岡  田  賢  司  君   群馬支所長   松  本     伸  君   新町支所長   御 園 生  敏  寿  君   榛名支所長   太  田  直  樹  君   吉井支所長   川  嶋  昭  人  君   会計管理者   岸     一  之  君   教育長     飯  野  眞  幸  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育部学校教育担当部長                                   佐  藤  明  彦  君   選挙管理委員会事務局長(併任)         代表監査委員  田  口  幸  夫  君           曽  根  光  広  君   監査委員事務局長宮  下  明  子  君   上下水道事業管理者                                   新  井  俊  光  君   水道局長    福  島  克  明  君   下水道局長   松  田  隆  克  君   消防局長    植  原  芳  康  君
      ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 井  田  悠  子      議事課主任主事 清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開議  午後 1時00分開議 ○議長(渡邊幹治君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○議長(渡邊幹治君) この際、諸般の報告を申し上げます。  堀口 順議員から都合により本日の会議を欠席する旨の届出がありました。  以上で諸般の報告を終わります。  本日の会議は、議席に配付いたしました議事日程(第7号)に基づき議事を進めます。   ──────────────────────────────────────────── △日程第1 議案第 3号 財産の取得について(小学校教師用指導書)       議案第 4号 財産の取得について(中学校教師用指導書)       議案第 5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について       議案第 6号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正について       議案第 7号 高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第 8号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について       議案第18号 財産の無償貸付けについて       議案第19号 包括外部監査契約の締結について       議案第20号 高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について       議案第21号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について       議案第22号 公立大学法人高崎経済大学の役員の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定について       議案第23号 高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止について       議案第24号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第25号 高崎市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第26号 高崎市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第27号 高崎市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第28号 高崎市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第29号 高崎市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第30号 高崎市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第31号 高崎市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第32号 高崎市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第33号 高崎市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第34号 高崎市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第35号 高崎市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第36号 高崎市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第37号 高崎市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第38号 高崎市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第39号 高崎市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第40号 高崎市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について       議案第41号 高崎市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第42号 高崎市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第43号 高崎市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第44号 高崎市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第45号 高崎市介護保険条例の一部改正について       議案第46号 高崎市保健所関係使用料及び手数料条例の一部改正について       議案第47号 高崎市食品衛生条例の廃止について       議案第48号 高崎市道路占用料徴収条例の一部改正について       議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算       議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算       議案第51号 令和3年度高崎市介護保険特別会計予算       議案第52号 令和3年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算       議案第53号 令和3年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算       議案第54号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算       議案第55号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算       議案第56号 令和3年度高崎市水道事業会計予算       議案第57号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計予算 ○議長(渡邊幹治君) 日程第1、議案第3号 財産の取得について(小学校教師用指導書)から議案第8号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について及び議案第18号 財産の無償貸付けについてから議案第57号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計予算、以上46議案を一括して議題といたします。  本案は、去る2月22日及び25日に総務、教育福祉、市民経済、建設水道の各常任委員会及び環境施設建設都市集客施設整備の各特別委員会にそれぞれ付託いたしました。このほど審査を終了し、各委員長から審査報告書が提出されましたので、報告を求めます。   ────────────────────────────────────────────                                        令和3年3月17日   高崎市議会議長  渡 邊 幹 治 様                       総務常任委員会委員長       後 藤   彰                       教育福祉常任委員会委員長     清 水 明 夫                       市民経済常任委員会委員長     飯 塚 邦 広                       建設水道常任委員会委員長     小 野 聡 子                       環境施設建設特別委員会委員長   丸 山 和 久                       都市集客施設整備特別委員会委員長 柴 田 和 正      委員会の審査報告書   令和3年2月22日及び25日に委員会付託された下記事件を審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。                         記   議案第 3 号 財産の取得について(小学校教師用指導書)   議案第 4 号 財産の取得について(中学校教師用指導書)   議案第 5 号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について   議案第 6 号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正について   議案第 7 号 高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第 8 号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について   議案第18号 財産の無償貸付けについて   議案第19号 包括外部監査契約の締結について   議案第20号 高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について   議案第21号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第22号 公立大学法人高崎経済大学の役員の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定について   議案第23号 高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止について   議案第24号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第25号 高崎市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第26号 高崎市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第27号 高崎市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第28号 高崎市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第29号 高崎市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第30号 高崎市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について
      議案第31号 高崎市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第32号 高崎市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第33号 高崎市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第34号 高崎市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第35号 高崎市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第36号 高崎市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第37号 高崎市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第38号 高崎市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第39号 高崎市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第40号 高崎市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について   議案第41号 高崎市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第42号 高崎市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第43号 高崎市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第44号 高崎市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第45号 高崎市介護保険条例の一部改正について   議案第46号 高崎市保健所関係使用料及び手数料条例の一部改正について   議案第47号 高崎市食品衛生条例の廃止について   議案第48号 高崎市道路占用料徴収条例の一部改正について   議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算   議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算   議案第51号 令和3年度高崎市介護保険特別会計予算   議案第52号 令和3年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算   議案第53号 令和3年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算   議案第54号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算   議案第55号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算   議案第56号 令和3年度高崎市水道事業会計予算   議案第57号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計予算         ────────────────────────────────                  付託議案の委員会審査結果 〇 総務常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 5 号 │高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について      │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第19号 │包括外部監査契約の締結について                  │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第20号 │高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について  │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第21号 │高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について      │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第22号 │公立大学法人高崎経済大学の役員の損害賠償責任の一部免除に関する条例│ 全会一致 │ │        │の制定について                          │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第23号 │高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止について           │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第49号 │令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第52号 │令和3年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算       │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 教育福祉常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 3 号 │財産の取得について(小学校教師用指導書)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 4 号 │財産の取得について(中学校教師用指導書)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 7 号 │高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を│ 全会一致 │ │        │定める条例の一部改正について                   │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第24号 │高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正│ 全会一致 │ │        │について                             │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第25号 │高崎市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改│ 全会一致 │ │        │正について                            │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第26号 │高崎市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改│ 全会一致 │ │        │正について                            │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第27号 │高崎市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一│ 全会一致 │ │        │部改正について                          │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第28号 │高崎市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定│ 全会一致 │ │        │める条例の一部改正について                    │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第29号 │高崎市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める│ 全会一致 │ │        │条例の一部改正について                      │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第30号 │高崎市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を│ 全会一致 │ │        │定める条例の一部改正について                   │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第31号 │高崎市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める│ 全会一致 │ │        │条例の一部改正について                      │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第32号 │高崎市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準│ 全会一致 │ │        │を定める条例の一部改正について                  │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │高崎市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条│ 全会一致 │ │        │例の一部改正について                       │ 可  決 │
    ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第34号 │高崎市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介│ 全会一致 │ │        │護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基│ 可  決 │ │        │準を定める条例の一部改正について                 │     │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第35号 │高崎市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並び│ 全会一致 │ │        │に指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援│ 可  決 │ │        │の方法に関する基準を定める条例の一部改正について         │     │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第36号 │高崎市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援│ 全会一致 │ │        │等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例│ 可  決 │ │        │の一部改正について                        │     │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第37号 │高崎市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定め│ 全会一致 │ │        │る条例の一部改正について                     │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第38号 │高崎市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める│ 全会一致 │ │        │条例の一部改正について                      │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第39号 │高崎市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準│ 全会一致 │ │        │を定める条例の一部改正について                  │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第40号 │高崎市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準を定める│ 全会一致 │ │        │条例等の一部改正について                     │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第41号 │高崎市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の│ 全会一致 │ │        │一部改正について                         │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第42号 │高崎市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例の│ 全会一致 │ │        │一部改正について                         │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第43号 │高崎市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正に│ 全会一致 │ │        │ついて                              │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第44号 │高崎市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改│ 全会一致 │ │        │正について                            │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第45号 │高崎市介護保険条例の一部改正について               │ 賛成多数 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第46号 │高崎市保健所関係使用料及び手数料条例の一部改正について      │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第47号 │高崎市食品衛生条例の廃止について                 │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第49号 │令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第50号 │令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)     │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第51号 │令和3年度高崎市介護保険特別会計予算               │ 賛成多数 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第53号 │令和3年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算     │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第54号 │令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)      │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 市民経済常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 6 号 │高崎市福祉医療費助成条例の一部改正について            │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第18号 │財産の無償貸付けについて                     │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第49号 │令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第50号 │令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)     │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第54号 │令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)      │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第55号 │令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算           │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 建設水道常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 8 号 │高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について  │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第48号 │高崎市道路占用料徴収条例の一部改正について            │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第49号 │令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第56号 │令和3年度高崎市水道事業会計予算                 │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │
    ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第57号 │令和3年度高崎市公共下水道事業会計予算              │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 環境施設建設特別委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第49号 │令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 都市集客施設整備特別委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第49号 │令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致 │ │        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘         ────────────────────────────────                  (総務常任委員会委員長 後藤 彰君登壇) ◎総務常任委員会委員長(後藤彰君) それでは、総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正についてほか7議案については、去る2月22日及び25日の本会議において本委員会に付託され、3月8日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正についてでは、森林などへの火入れの許可に関する条例で書類を省略する狙いについて質疑があり、第2条で規定する高崎市森林等火入れの許可に関する条例については、条例の中で火入れの許可申請書と許可証の様式を定めている。一般的に申請書などの様式や手続に関する事項については、条例の委任を受けた規則で定めることが例になっている。2つの様式については、この条例からは削除するが、委任を受けた規則の中で定めるものであるとの答弁がありました。  議案第20号 高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてでは、損害賠償が求められるケースというのは具体的にどのようなものが考えられるかとの質疑があり、他団体の事例になるが、国の交付金等を活用した事業などで経費の一部が対象外とされて、当該交付金の返還に伴い、加算金が求められたことについて職員に損害賠償が求められた事例や、事業用に取得した用地の価格が適正価格を超えているとして、その差額について損害賠償が求められた事例などがあるとの答弁がありました。  議案第21号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでは、第2項で月額3万円を超えない範囲内で支給するとなっているが、具体的にどのような形になるのかとの質疑があり、具体的には規則で定める予定だが、採用後15年間支給するという仕組みになる。支給額については、最高月額3万円で、採用後1年経過するごとに減額をして、15年経過すると支給額がなくなるとの答弁がありました。  議案第23号 高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止についてでは、なぜ今のタイミングで廃止をするのかとの質疑があり、平成22年度に日清製粉跡地を都市計画事業用地として取得した際の公共用地先行取得等事業債の償還が令和2年度で終了するためであるとの答弁がありました。  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳入1款市税では、事業所税が増額となった要因について質疑があり、予算については、前年度の決算見込額や税制改正による影響額、国の経済予測などの統計資料の数値などを参考に見積もっている。令和3年度の予算は、令和2年度の決算見込額の算定において基本となる事業所床面積が当初予算見積り時より1.1%ほど増になると見込まれている一方で、令和3年度は会社分割等により事業所床面積は0.6%減になると見込まれることから、結果的に若干の増額となったとの答弁がありました。  6款法人事業税交付金では、令和2年度より2億3,000万円増額されている理由について質疑があり、法人事業税交付金は令和2年度からの制度である。令和2年度の交付率については経過措置として100分の3.4だったが、令和3年度の交付率については本来の100分の7.7に引き上げられるため、増額となったとの答弁がありました。  7款地方消費税交付金では、令和2年度より4億円減額となっている積算根拠について質疑があり、今般のコロナ禍での消費の落ち込みがまだしばらく続くと見込まれることや、地方財政計画においても対前年比を98.8%としていることから対前年比約5%減と見積もったとの答弁がありました。  10款国有提供施設等所在市町村助成交付金では、減額となっている理由について質疑があり、自衛隊の基地があることによる交付金であるが、5年に1回の資産評価の見直しにより減額となっているとの答弁がありました。  11款地方特例交付金2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金では、どのような地方税の減収が対象となっているのかとの質疑があり、令和3年度に限るものだが、償却資産と事業用家屋に係る固定資産税と都市計画税が対象であるとの答弁がありました。  12款地方交付税では、大幅な減額となっている理由について質疑があり、普通交付税の合併算定替が令和2年度で終了し、令和3年度から一本算定になるということが大きく影響しているとの答弁がありました。  15款使用料及び手数料1項使用料では、くらぶち英語村の通年コース、短期コース、週末コースの参加者はそれぞれどの程度見込んでいるのかとの質疑があり、通年コースは22名、夏季、冬季の短期コースや週末コースについては、それぞれ回数ごとに定員として20名程度を見込んでいるとの答弁がありました。  20款繰入金では、ふるさと応援基金繰入金はどのような費目に幾ら充てられていくのかとの質疑があり、使途の主なものとしては、福祉分野では子育てなんでもセンターの運営におよそ3,400万円、教育分野では学校図書の整備におよそ1,400万円、環境の観点では高齢者等戸別のごみ回収事業におよそ1,000万円、市民安全としては防犯カメラの借上料におよそ2,000万円などとなっているとの答弁がありました。  23款市債では、くらぶち英語村に係る総務管理債が計上されていない理由について質疑があり、起債の根拠となる現行の過疎自立促進特別措置法が令和3年3月末で期限を迎え、失効となることから、計上していないとの答弁がありました。  歳出2款総務費1項総務管理費では、市国際交流協会交付金が減額となっている理由について質疑があり、国際交流協会が市の交付金で実施する事業のうち、姉妹都市との交流事業や海外都市との市民交流事業については、コロナ禍により海外との行き来が難しいため、海外交流に係る事業を減額したものであるとの答弁がありました。  また、SNS等を用いた移住定住促進事業委託料における委託業務の内容について質疑があり、現在運営しているフェイスブックの「高崎目線」を継続するとともに、今年度の取組を踏まえて、より効果的な情報発信手段を検討しつつ、移住定住につながる情報発信に努めていけるような事業展開をしていきたいとの答弁がありました。  また、公衆無線LAN回線使用料における設置場所について質疑があり、設置場所は高崎駅周辺に3か所、榛名地域に4か所あり、高崎アリーナと高崎芸術劇場にも設置しているとの答弁がありました。  2項文化スポーツ振興費では、文化振興費の一般経費における用地買収費と家屋等購入費の内容について質疑があり、高崎が誇る偉大な俳人である村上鬼城が晩年を過ごした並榎町の家屋と土地を購入するものである。鬼城草庵は、これまで鬼城の子孫の方と協力者の手によって維持されてきたが、市が購入することにより、俳人村上鬼城の功績を顕彰するとともに、末永く保存し、次世代に引き継いでいくことを目的とするものであるとの答弁がありました。  また、文化振興費の設備操作等業務委託料が減額となっている理由について質疑があり、令和2年度の予算は、令和元年度まで随意契約していた高崎財団との契約額を基準に積算したが、高崎芸術劇場の開館により人員の確保が難しくなったことから、令和2年度は入札で業者選定したところ契約額が減額となったため、その金額を基に積算したとの答弁がありました。  また、野球場事業の用地買収費について、どこを購入するものなのかとの質疑があり、高浜クリーンセンターの建て替えで高浜野球場が閉鎖したことにより金井原野球場の利用が増えたため、その駐車場用地として隣地を購入するものであるとの答弁がありました。  9款消防費では、災害対策費における災害時電話FAXサービスシステム使用料の概要について質疑があり、本事業は災害時における情報伝達手段の新たな取組として新年度から開始するもので、情報弱者と呼ばれる高齢者や障害者などのほか、避難の際に支援をしていただける方を対象に、災害時に発令される避難情報をあらかじめ登録された電話やファクスなどを通じて短時間に一斉送信して、速やかな避難に役立てるものであるとの答弁がありました。  10款教育費9項大学費では、運営費交付金における特別講義の概要について質疑があり、特別講義については、各界の著名人や企業のトップなどの有識者を講師に招き、「オピニオンリーダーと共に」というテーマで、全学生を対象に後期授業の中で15回の講義を開催したいと考えているとの答弁がありました。  12款公債費では、元金が増えて利子が減っている要因について質疑があり、公債費における元金については、地方交付税の一部振替である臨時財政対策債の償還分が影響して前年度比で増額となっている。利子については、しばらく低金利の状況が続いていることにより、新規で借入れを行う際の利子額は非常に少額で済んでいる。また、高い金利で借りていた過去の案件の償還が年々減少していくので、必要な利子の総額は年々減っていくとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第5号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第49号の所管部分及び議案第52号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (教育福祉常任委員会委員長 清水明夫君登壇) ◎教育福祉常任委員会委員長(清水明夫君) それでは、教育福祉常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第3号 財産の取得についてほか31議案については、去る2月22日及び25日の本会議において本委員会に付託され、3月9日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第25号 高崎市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでは、条例改正により行政の指導力がどのように改善されるのかとの質疑があり、感染症対策の強化、虐待防止のための体制の整備、ハラスメント防止のための方針の明確化、虐待等の防止のための研修の実施などが義務化され、これまで以上に具体的な指導が可能になるとの答弁がありました。  議案第28号 高崎市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでは、コロナ禍における受入れ体制について質疑があり、コロナ禍において、どのサービスについても利用者、職員の感染症対策が必要となっており、特に通所サービスにおいては、利用者、職員の体調の把握や3密対策など、感染症対策の徹底が重要となっているとの答弁がありました。  議案第39号 高崎市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでは、条例改正に該当する施設はどのくらいあるのかとの質疑があり、既存の事業所で基準を満たしている施設は、訓練、作業室の面積については全86か所のうち83か所、トイレについては全121か所のうち117か所、相談室については全128か所のうち110か所であるとの答弁がありました。  議案第45号 高崎市介護保険条例の一部改正についてでは、介護保険料はどのように変わってきているのかとの質疑があり、平成27年度からの第6期は月額6,200円、平成30年度からの第7期は月額6,475円、令和3年度からの第8期は第7期と同額の月額6,475円の予定であるとの答弁がありました。  また、介護保険基金残高の変遷について質疑があり、平成29年度末で約10億3,000万円、平成30年度末で約16億1,000万円、令和元年度末で約20億円であるとの答弁がありました。  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳出3款民生費1項社会福祉費では、手話通訳者派遣事業委託料の障害者支援SOSセンターでの新しい取組について質疑があり、来年度からこれまで総合福祉センターの社会福祉協議会窓口に配置されていた2名の手話通訳者を障害者支援SOSセンターばるーんに配置する。これにより、開設時間が増えることなどから、利便性が向上すると考えている。また、4月から開始する遠隔手話サービスはばるーんに配置する手話通訳者が担当するため、聴覚障害者の相談や支援に対し、ばるーん内での連携を図ることが可能になり、障害者の総合相談窓口としてばるーんの機能強化を図ることができるとの答弁がありました。  また、自立支援給付等事業の介護給付費・訓練等給付費が増額している理由について質疑があり、最も伸びが大きいのはグループホームで、前年対比で約1億2,900万円増加している。背景には親亡き後や8050(ハチマルゴーマル)問題などがあり、グループホームで生活する人が増えているとの答弁がありました。  さらに、在宅重度心身障害者おむつ給付等サービスの給付上限額が減額される理由について質疑があり、来年度より県からの2分の1の補助が廃止されるが、本市でその分を負担することは財政的にも厳しい状況であるため、県の補助金相当額を減額し、給付上限月額を8,000円から5,000円へと変更するものであるとの答弁がありました。  2項児童福祉費では、こども救援センターの来年度の人員等の体制について質疑があり、今年度より1名多い3名の職員を県外の児童相談所に派遣する。また、本市の児童虐待対応への体制強化として正規職員を2名増員する予定であり、ケースワークなどの実務をセンター内で行いながら、各種研修等も積極的に受講してもらうことで知識や経験を重ね、今後の児童相談所設置に必要な人材の育成にもつなげていきたいとの答弁がありました。  3項高齢者福祉費では、買い物支援事業補助金の減額理由について質疑があり、買い物支援事業は実績を考慮して予算計上しているが、令和元年度の決算額や令和2年度の決算見込額が減額となったため、令和3年度の予算が減額となっているとの答弁がありました。  4款衛生費1項保健衛生費では、医療提供体制整備補助金の内容について質疑があり、新型コロナウイルス感染症に対応するため、コロナ専用病床の増床、回復患者の転院支援による病床の確保並びに診療検査体制を整える協力医療機関に対し必要な経費を助成するなど、感染の状況に応じて効果的な支援を行うものであるとの答弁がありました。  また、子宮頸がん個別予防接種委託料の増額理由について質疑があり、HPVワクチンの定期接種については、平成25年6月に積極的な勧奨を行わない旨の勧告が国から出されたが、昨年10月にワクチンについて知ってもらうことを目的としたリーフレットの改訂と対象者への個別送付の要請があった。本市においては、昨年12月に高校1年生相当の女子を対象としてリーフレット等の個別通知を行っており、配付対象となった年齢層の接種実績が前年度と比較して増加したため、令和3年度の予算を増額したものであるとの答弁がありました。  さらに、難病患者見舞金を増額するに当たっての本市の考えについて質疑があり、予算の増額については、新規申請者の増加によるものであるが、引き続き、難病患者やその家族の福祉の増進を図るため、難病患者への見舞金の支給を継続したいと考えているとの答弁がありました。  10款教育費1項教育総務費では、ネット見守りサポーター事業委託料の内容について質疑があり、NPO法人ぐんま子どもセーフネット活動委員会に委託して、高崎市の小・中学生が発信するSNS等の内容の見守りや情報収集、各学校でのネット講習会などを行っているとの答弁がありました。  2項小学校費では、校舎等防災機能強化事業債及び校舎等大規模改修事業債の起債の充当率と交付税措置の有無について質疑があり、校舎等防災機能強化事業債は、起債充当率が90%で、交付税措置があり、算入は70%の予定である。校舎等大規模改修事業債は、起債充当率が75%で、交付税措置については、一部は市単独費のため対象外となるが、算入は50%の予定であるとの答弁がありました。  7項社会教育費では、上野国多胡郡正倉跡保存整備事業の内容について質疑があり、史跡の確実な保存を図るため、来年度から公有地化を開始する予定であるとの答弁がありました。  議案第51号 令和3年度高崎市介護保険特別会計予算、歳出では、市民後見推進事業の減額理由について質疑があり、市民後見推進事業として実施している市民後見人養成講座は、平成24年度、平成28年度、そして令和2年度と、4年に1度の開催であるため、来年度は実施しないことによる減額であるとの答弁がありました。  また、高齢者あんしんセンター費の自動車購入費について質疑があり、今まで各高齢者あんしんセンターに1台ずつ配置した車とは別に、高齢者人口に応じて車両を1台増やしている。出向く福祉を実践するに当たって、道路が狭いなど、軽自動車のほうが動きやすいところがあるというあんしんセンターからの要望に応じて配車するものであるとの答弁がありました。  さらに、認知症対策推進事業はコロナ禍においてどのように推進していくのかとの質疑があり、農業体験バスツアーは認知症の早期対応や予防を目的として令和元年度に7回に分けて実施したが、今年度については新型コロナウイルス感染症の影響により全て中止となった。来年度については、感染症対策を十分講じた上で事業を再開したいと考えているとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第3号、議案第4号、議案第7号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第43号、議案第44号、議案第46号、議案第47号、議案第49号の所管部分、議案第50号の所管部分、議案第53号及び議案第54号の所管部分は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第45号及び議案第51号は、起立採決の結果、いずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (市民経済常任委員会委員長 飯塚邦広君登壇) ◎市民経済常任委員会委員長(飯塚邦広君) それでは、市民経済常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第6号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正についてほか5議案については、去る2月22日及び25日の本会議において本委員会に付託され、3月10日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第6号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正についてでは、改正の概要について質疑があり、健康保険法等の改正に伴い、オンライン資格確認が実施されるため改正を行うものである。所定の手続をした利用者がカードリーダーを設置した医療機関等を受診した場合に、保険証を提示しなくてもマイナンバーカードによる資格情報が確認できるというものであるとの答弁がありました。  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳入22款諸収入5項雑入では、小口資金融資等損失補償回収金の内容について質疑があり、本市では信用保証協会が行う代位弁済に要する費用の一部を損失補償しており、協会が回収した債権のうち本市が負担した分について返還されたものが損失補償回収金であるとの答弁がありました。  歳出2款総務費1項総務管理費では、消費生活相談員の資質向上に向けた取組について質疑があり、最新情報を取得するため、国民生活センター等が実施する研修を受講している。引き続き、相談員の能力向上に向けて、研修機会の確保に努めたいとの答弁がありました。  また、交通安全推進事業におけるトートバッグ配付の目的と内容について質疑があり、小学1年生が歩行中に交通事故に遭う確率が高いことから、反射材つきのトートバッグを配付し、交通事故抑止を目指している。新入学時に合わせて、約3,200人に配付する予定であるとの答弁がありました。  さらに、市民安全推進事業における防犯カメラ設置の予定数と場所の決定方法について質疑があり、新年度は200台の設置を予定している。設置場所は、地域の要望として区長から申請のあった場所について調査を行い、決定しているとの答弁がありました。  4款衛生費3項清掃費では、ごみ減量化推進事業の進捗について質疑があり、生ごみの水切り用具について、令和元年度から開発に向けた調査研究を行ってきた。新型コロナウイルスのため延期されていた試作品のモニタリング調査などを令和3年度に実施し、市民等の声を聞きながら、水切りが簡単にできるような用具の製品化に取り組む予定であるとの答弁がありました。  また、ごみステーション見守りカメラの設置見込み数とモラル向上について質疑があり、令和3年度は約200台の設置を見込んでいる。ごみステーションを管理している環境保健委員からは、通りすがりの車がごみを出さなくなるなど大変効果があったので、ほかの場所にも設置したいなどの声もあり、モラルの向上につながっていると考えているとの答弁がありました。  さらに、高齢者等戸別ごみ回収委託料の内容について質疑があり、高齢者等ごみ出しSOS事業は、令和2年9月から戸別訪問収集を開始し、現在3社が委託を請け負っている。事業開始年度の令和2年度は車両購入費等を含めた予算だったが、令和3年度は委託料を計上しているとの答弁がありました。  6款農林水産業費1項農業費では、榛名山麓果樹販売施設調査委託料の内容について質疑があり、榛名山麓等で生産されるフルーツのブランド力をさらに高め、PRするため、市内全域から新鮮で質の高いフルーツが集まる拠点となるような施設整備に向けて調査研究を行うものであるとの答弁がありました。  また、農地再生推進事業の内容について質疑があり、農地の有効活用を推進するため、荒廃農地等の再整備に取り組むとともに、整備した農地で生産を開始するために必要な土壌改良や施設設備、農業機械の導入等を総合的に支援する制度であるとの答弁がありました。  2項林業費では、森林経営管理事業における森林境界候補図の作成について質疑があり、森林経営管理制度を進める上で必要となる森林の所有者や境界などを明確化することを目的として、森林台帳を補完するために作成するものであるとの答弁がありました。  7款商工費では、職場環境改善事業補助金等の受付時における行列の改善策について質疑があり、混雑の状況により事前に整理券を配付する等の対応を行ってきた。令和3年度からは、各支所にも受付窓口を設け、混雑の緩和に向けて取り組んでまいりたいとの答弁がありました。  また、高崎シティプロモーションにおける展開方針について質疑があり、新年度の事業については、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、開催場所、時期、内容などを検討していきたいとの答弁がありました。  さらに、群馬県交通安全条例の改正に伴う高チャリ利用時の保険加入とヘルメット着用の取扱いについて質疑があり、現在既に保険には加入している。ヘルメットの着用に関しては、努力義務は利用者に課されるが、自転車を貸し出す側が着用できる環境を整えることが望ましいと考え、自転車の籠に入れておいて、カバーをかけるような形で検討しているとの答弁がありました。  議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算の所管部分、歳入では、利子、配当金が半減している理由について質疑があり、定期預金などといったほとんどの基金の運用先で半減以上の利率低下が見受けられることから、運用収入の減収を見込んだためであるとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告します。議案第6号、議案第18号、議案第49号の所管部分、議案第50号の所管部分、議案第54号の所管部分及び議案第55号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (建設水道常任委員会委員長 小野聡子君登壇) ◎建設水道常任委員会委員長(小野聡子君) それでは、建設水道常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第8号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正についてほか4議案については、去る2月22日及び25日の本会議において本委員会に付託され、3月11日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳入15款使用料及び手数料1項使用料では、駐車場使用料が1,600万円ほど減額となっている理由について質疑があり、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、高松、城址、城址第二の各市営駐車場利用者が減少すると見込んだためであるとの答弁がありました。  歳出4款衛生費2項環境衛生費では、上水道安全対策事業出資金の内容について質疑があり、この上水道安全対策事業は、水道局で行う高崎と吉井の区間を結ぶ相互連絡管の布設事業で、事業に係る経費分について、公営企業への繰り出し基準に基づき、一般会計から水道事業会計へ繰り出すものであるとの答弁がありました。
     8款土木費1項土木管理費では、建築物等耐震化促進補助金の内容について質疑があり、木造住宅の耐震診断、耐震補強設計、耐震改修工事、住宅の屋根改修、塀の除却・築造、広告等の除却・築造、擁壁改修の7種類の耐震化促進に係る補助であるとの答弁がありました。  2項道路橋りょう費では、一貫堀川ラバーダム保守点検委託料とあるが、ラバーダムとはどのようなもので、市内に何か所あるのかとの質疑があり、ラバーダムは、袋状のゴム製チューブに空気を圧送、排出し、起伏させることができるゲートで、市内に3か所あるとの答弁がありました。  また、烏川大橋大規模改修事業負担金の概要と改修事業の内容、負担割合について質疑があり、この橋梁は八幡原町から玉村町、そして烏川を越えて藤岡市を結ぶもので、関係する4つの自治体の負担金により昭和55年3月に建設されたものである。この改修事業は、新年度から行う耐震補強工事で、建設当時の覚書に基づき、工事費の一部を負担するもので、令和3年度については橋脚3基の工事を予定している。負担割合は、建設当時は高崎市50%、新町10%、藤岡市25%、玉村町15%であったが、合併後は高崎市が60%となっているとの答弁がありました。  さらに、雨水対策工事の予算が半額以下になった理由と新年度の工事予定について質疑があり、予算が減額となった理由は、今年度行っている元島名調整池の築造工事と宿大類工業団地に関する神明バイパス排水路新設工事が完了するためである。新年度に予定している主な工事は、井野町で昨年度より実施している屋敷添水路築造工事や上中居町の荒神排水路新設工事であるとの答弁がありました。  また、橋りょう長寿命化事業の進捗状況と新年度の予定について質疑があり、橋梁長寿命化の修繕計画に基づき、毎年修繕の工事を行っており、令和2年度末で32橋の工事を終了した。新年度の対象となる橋梁数は257橋で、今年度も実施している浜尻陸橋の工事と、新規で、大井野川橋の工事、環状大橋の補修設計を行う予定であるとの答弁がありました。  3項都市計画費では、豊岡新駅設置の進捗状況について質疑があり、現在新駅設置に向けてJR東日本と協議を進めているところである。地元自治体が設置する請願駅は、駅利用者のさらなる確保や駅周辺のまちづくりに関する様々な条件を整理してJR東日本の了承を得る必要があるため、一定の時間は要するものと考えている。引き続き、早期事業化に向けて、JR東日本と協議を進めていきたいとの答弁がありました。  また、豊岡新駅(仮称)駅前広場用地安全施設設置工事の内容について質疑があり、現在新駅設置に向け駅前広場用地を確保するために土地所有者と交渉を進めており、取得した用地を安全に管理していくため、立入防止柵を設置するものであるとの答弁がありました。  また、豊岡経大大橋整備の進捗状況について質疑があり、今年度は道路及び橋梁の整備を想定している区間の現地測量を実施している。新年度は、橋の構造を計画するためのボーリング調査を実施するとともに、河川管理者である群馬県と協議を進めていきたいとの答弁がありました。  また、高崎操車場跡地周辺土地区画整理事業費を1億9,229万円減額する理由と、今後も減額は続くのかとの質疑があり、主な減額理由は大規模補償物件の終了と物件移転補償に伴う道路築造工事の減少によるものである。計画の進捗状況に応じて今後も予算が上下することはあると思うが、大規模な区画整理事業であり、市としてもこの事業の推進に前向きに取り組んでいきたいとの答弁がありました。  また、宿横手大沢線街路事業の進捗状況と今後の予定について質疑があり、計画延長3,750メートルのうち約60%に当たる延長2,140メートルの整備が完了している。現在は、将軍塚工業団地の東側、滝川右岸を起点にし、延長約400メートルを第3工区として整備している。今年度で第3工区の用地買収が全て完了するため、新年度以降も文化財調査を行うとともに、調査が完了した箇所から順次道路築造工事を進めていく予定であるとの答弁がありました。  また、高前幹線街路事業の用地買収と物件移転補償の件数と内容について質疑があり、用地買収は1件で、面積は434平米を予定している。物件移転補償は2件で、軽量鉄骨造平屋建て住宅1棟と2階建て住宅1棟を予定しているとの答弁がありました。  また、旧高崎市民ゴルフ場跡地管理委託料の内容について質疑があり、旧高崎市民ゴルフ場の跡地41.6ヘクタール内にある芝生について、現在進めている高崎市民スポーツパーク(仮称)に再利用が可能な状態を維持するための養生管理を行うとともに、周辺の住民に迷惑をかけないよう、除草、剪定、清掃など、適切な維持管理を行うものであるとの答弁がありました。  また、吉井中央公園整備の進捗状況と新年度の工事内容について質疑があり、本市初の防災機能を有する公園として平成29年度より工事に着手し、今年度は園路の舗装、植栽工事などの整備を行い、3月末までに多目的広場及びグラウンドゴルフ場部分が完成する予定となっている。新年度は、野球場の基盤整備などを進める予定であるとの答弁がありました。  また、八幡霊園拡張整備事業の工事内容について質疑があり、拡張予定エリアの最後となる66区の造成工事を行う予定であるとの答弁がありました。  また、高崎市民スポーツパーク(仮称)整備事業の工事内容について質疑があり、進入路の整備や上水道管の布設など、基盤整備を進めていく予定であるとの答弁がありました。  議案第56号 令和3年度高崎市水道事業会計予算では、水力発電事業における収入配分とはどのような収入で、設備はどこに設置してあり、発電規模はどれくらいなのかとの質疑があり、この収入は、水力発電施設により発電された電力を電力会社に全量売電し、その売電実績により配分される収入である。設置場所は、若田浄水場と白川浄水場であり、発電規模は、若田発電所が78キロワット、白川発電所が55キロワットであるとの答弁がありました。  さらに、加入金の予算はどのような見積りに基づいて算出しているのかとの質疑があり、過去3年間の実績に住宅着工件数、マンション等の建設計画の動向、コロナ禍による経済への影響を加えて算定している。新年度予算は、前年度対比、工事申請件数で319件の減少、金額にして2,219万8,000円の減額と見積もっているとの答弁がありました。  議案第57号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計予算では、群馬地域の今後の整備計画について質疑があり、区画整理事業などの進捗に合わせて重点的に整備を行っている。なお、群馬地域の下水道整備は玉村町に処理施設がある県央処理区の整備となっており、この県央処理区は群馬県が管理する下水道幹線への接続箇所が限定されるため、順次下流側から上流側へ整備を進めている。今後も引き続き計画的かつ効率的な整備を進めていきたいとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第8号、議案第48号、議案第49号の所管部分、議案第56号及び議案第57号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (環境施設建設特別委員会委員長 丸山和久君登壇) ◎環境施設建設特別委員会委員長(丸山和久君) それでは、環境施設建設特別委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算の所管部分については、去る2月25日の本会議において本委員会に付託され、3月10日午後3時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、一般会計、歳出4款衛生費3項清掃費では、プラント設備工事と建設等工事の予算については、昨年の12月定例会において減額補正した予算を新たに計上したものかとの質疑があり、今年度のプラント設備工事費及び建設工事費については、新型コロナウイルスの影響により事業全体の計画を見直し、昨年の12月定例会で減額補正をさせていただいた。令和3年度のプラント設備工事と建設等工事の予算については、工事期間を令和5年度までから令和6年度までに1年延長したことに伴い、債務負担行為を新たに組み直して計上したものであるとの答弁がありました。  また、造成工事の内容について質疑があり、造成工事については、新規施設の建設地の整地や進入路を整備するもので、令和2年度及び令和3年度の2か年の工事である。工事内容としては、用地造成に伴う擁壁の設置や排水路の改修に伴うボックスカルバートの埋設等であるとの答弁がありました。  また、高浜クリーンセンターの建設における進捗状況と今後の予定について質疑があり、進捗状況については、土木建築工事の設計及びプラント設備工事で一部の機器の製作を行うとともに、来年度から開始予定の建設工事に備えて新規施設の建設地の造成工事や進入路等の整備を進めているところである。今後の予定については、プラント設備工事では各種機器の製作を行うとともに、土木建築工事では建設工事請負業者の選定を行い、プラント設備工事と調整を図りながら工事を進めていくとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第49号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (都市集客施設整備特別委員会委員長 柴田和正君登壇) ◎都市集客施設整備特別委員会委員長(柴田和正君) それでは、都市集客施設整備特別委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算の所管部分については、去る2月25日の本会議において本委員会に付託され、3月11日午後3時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、一般会計、歳入22款諸収入5項雑入では、再開発事業権利者補償金の内容について質疑があり、再開発事業において権利変換が予定されており、各権利者に対して再開発組合から補償費が支払われる。本市は、中央体育館の移転補償として、工作物、立竹木、動産移転等の補償費を計上している。建物本体は、権利変換により、建設される再開発ビルの床に置き換わる予定であるとの答弁がありました。  歳出2款総務費2項文化スポーツ振興費では、文化施設指定管理料の内容とその指定先について質疑があり、高崎芸術劇場の指定管理料は12億2,577万円で、指定先は高崎財団であるとの答弁がありました。  8款土木費3項都市計画費では、高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業の進捗状況及び補助金の内容とその内訳について質疑があり、準備組合で事業化に向けた協議を続けており、現在は都市計画決定の手続を進めている。今後は、基本設計、資金計画等の事業計画を調整していく。補助金の内容は、法定再開発組合が発注する実施設計業務、権利変換業務及び補償費等の補助で、財源は国費で7億7,310万円、市債が6億9,570万円、残りの7,740万円が一般財源であるとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第49号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告に基づき、順次発言を許します。  最初に、9番 伊藤敦博議員の発言を許します。                  (9番 伊藤敦博君登壇) ◆9番(伊藤敦博君) 議席番号9番 伊藤敦博です。通告に基づきまして、議案第45号 高崎市介護保険条例の一部改正について、議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計について、議案第51号 令和3年度高崎市介護保険特別会計予算、以上3件につきまして、日本共産党市議団を代表して反対の討論を行います。  この3議案は、来年度の介護保険料、国民健康保険税に係る案件で、いずれも保険料は来年度据置きとしています。しかし、そもそも高過ぎる保険料や国保税を据え置くことが市民の生活に寄り添った施策と言えるでしょうか。十分にため込んだ基金を活用して保険料の引下げを行うことこそが市民が求めているところではないでしょうか。  介護保険事業がスタートして20年になります。この間、保険料は上昇を続け、当初の倍以上、一方介護サービスは自己負担分が増加し、受けられるはずのサービスが削られていく状況にあります。保険料が年金からいや応なく天引きされることにより、生活費そのものが削られてしまうという実態も広がっています。本市の介護保険の基金残高は約20億円です。この一部の活用で引下げが十分可能です。  ちなみに来年度、前橋市は基本額で月800円、同じく伊勢崎市も月800円、保険料を減額するとしています。年間にすれば1万円弱の減額となり、コロナ禍の下で暮らしが大変になっている市民にとっては、生活支援のメッセージとして歓迎されるのではないでしょうか。  また、国保の基金残高も約48億円あります。依田議員が一般質問で追及したとおり、減額を行うための財源としては十分な額です。国保の加入者の多くは自営業や非正規労働者で、コロナで最も被害を受けている市民でもあります。社会保険との格差は歴然としています。  また、せめて子どもの均等割だけでも減額してほしいという要求は非常に筋の通った願いではないでしょうか。甘楽町では、厳しい財政の中でも子ども1人当たり年6,000円の減額を全会一致で決めました。国も世論に押されて、令和4年度から未就学児の均等割を半減するとしていますが、こうした施策は子育て支援としても少子化対策としても的を射た施策ではないかと考えます。  介護保険も国民健康保険も本来であれば憲法25条に基づく社会保障であって、公助が責任を負うべきだと考えます。しかし、この間国がその責任を共助や自助、地方自治体に押しつけてきたことが高過ぎる保険料や医療費の自己負担となって国民を苦しめています。  社会保障は、互助会ではありません。国に対して憲法にのっとった社会保障を求めるのと同時に、市として活用可能な財源については市民のために還元をする、これは市民の暮らしと命を守るための責務であるというふうに考えます。  以上の理由により、議案第45号、第50号、第51号に反対をいたします。 ○議長(渡邊幹治君) 次に、29番 松本賢一議員の発言を許します。                  (29番 松本賢一君登壇) ◆29番(松本賢一君) 議席29番 松本賢一でございます。ただいま議題となっております令和3年度高崎市一般会計予算など46議案につきまして、全議案に賛成する立場で、新風会を代表いたしまして賛成討論を行います。  令和2年度は、新型コロナウイルス感染症への対応に追われた年でありました。しかし、感染症拡大防止策を講じつつ、従来からの本市独自の各種ビジネス活性化施策により、地元企業を中心とした本市の経済活動を活性化させ、税収基盤の強化を図り、福祉や教育、子育て支援などを充実させる諸施策が展開されてきました。令和3年度は、新型コロナへの対応については待望のワクチン接種が始まり、終息へ向かう希望の光が見えてくる年になると期待をしております。  富岡賢治市長にとっては令和3年度は市長就任11年目、これまで一貫して、50万人規模の都市と同じ活力と機能を持った「新しい高崎」の理念と基本政策の実現に向けて、全国が注目するような斬新で的確で魅力的な数々の政策のスピーディーな実施により、本市の魅力を大幅にアップさせてきました。令和3年度の予算編成では、新型コロナにより税収の大幅な落ち込みが見込まれる中、市長は徹底した事業費の削減、重点事業の積極的な推進、人件費の圧縮の3つの柱を掲げ、これまで以上に限られた財源の中でいかに効率よく、効果のある事業に配分していくのかの視点に立ち、予算を編成したとのことです。その結果、一般会計予算は1,649億2,000万円、前年度に比べ0.4%の減、3年連続のマイナス予算で、特別会計、企業会計を合わせた予算総額は2,640億7,907万円で、前年度に比べ1.1%の減となりました。  歳入については、財政運営の根幹をなす市税収入は585億7,606万円、前年度比3.7%減、地方消費税交付金は79億円、前年度比4.8%減、地方交付税のうち普通交付税は93億円、前年度比18.4%減など、それぞれコロナの影響などにより減額となりました。建設事業債は、前年度比8.5%の減と、発行の抑制に努めたものの、財政調整基金、減債基金などからの繰入金や臨時財政対策債の前年度比107.5%増などで賄いました。このことは、コロナの影響が大きく現れた結果ですが、長期的な視野に立った健全財政に今後とも努めていただきたいと思います。  歳出について申し上げます。まず、新型コロナウイルス感染症対策では、入院体制の強化のため、専用病床の増床、回復患者の転院に助成、帰国者・接触者外来を開設する医療機関に助成を行うことや、患者、濃厚接触者等のPCR検査、入院医療費について全額公費負担を実施することなどは、コロナを克服するために必要な施策であると評価いたします。ワクチン接種については、万全の備えをしていただくようにお願いいたします。  教育分野ですが、本市の特徴である英語教育では、引き続き外国語指導助手を全ての小・中学校に配置して学力向上を図り、全国的にも有名となったくらぶち英語村も、地域住民との連携をさらに深めながら充実を図ることはグローバル人材の育成のためにすばらしい取組だと思います。  学校施設のトイレの洋式化の重点的な取組により、災害時には避難所となる体育館のトイレは全て洋式化とすることを目指すことなどは、学校環境の改善に大きく資することであります。また、GIGA(ギガ)スクール構想の推進も将来を担う子どもたちが全員タブレット端末を使用できるようにとの取組であり、期待して見守りたいと思います。  都市ブランドのイメージを高める戦略的な取組は効果を上げてきており、高崎ブランド・シティプロモーションとして、絶メシ、農Tube(チューブ)高崎、高崎PR大使を継続することや、海外プロモーション活動において映画産業との関連づけを行うことは、映画の持つ力を本市の知名度アップに結びつけるものと期待をしております。  農業の振興については、大きな可能性と夢のある新品種、新商品の開発、普及宣伝活動、6次産業化、農商工連携を引き続き支援し、新たに果樹販売施設の整備に向けて調査研究に着手することや海外法人を核とした農産物の販売戦略を展開することは、国内市場、そして大きな海外市場を開拓する取組で、本市農業の持つポテンシャルを大きく花開かせる取組であり、期待しております。  商工施策では、中小企業経営安定化助成、職場環境改善事業を引き続き実施するとともに、高崎商工会議所が開設している、市内事業者の相談にワンストップで対応できる窓口、まちなか経営相談所の機能を充実させることや中小企業従業員の資格取得支援事業、まちなか商店リニューアル助成と飲食店衛生向上リニューアル特別助成に新型コロナウイルス感染症対策のための工事や備品購入を新たに助成対象に加えたことも企業活動の活性化に資することと評価いたします。  文化スポーツ事業では、本市の特徴である、数多くのまちなかイベントの四季を通しての開催は、本市のにぎわいづくりに欠かせないものですが、コロナ対策に万全を期していただきたいと思います。俳人村上鬼城の家屋を保存することや、囲碁の三大棋戦である本因坊戦第1局を旧井上房一郎邸で開催すること、またスポーツの振興として、市民ゴルフ場跡地を様々なスポーツに親しむことができる高崎市民スポーツパーク(仮称)として整備すること、高崎アリーナや清水善造メモリアルテニスコートなどで開催される全国規模の魅力ある各種スポーツイベントを支援することなど、期待しております。  子育て支援対策では、子育てSOSサービス事業を引き続き実施するほか、新たに群馬支所に託児施設の整備を行うことは、さらなる子育て環境の充実に資することと評価いたします。また、児童虐待への対応として、行動する児童相談所の設置に向けた調査を継続することも実現に向けての歩みであり、評価いたします。  障害者福祉の充実では、障害者支援SOSセンターばるーんを引き続き運営し、新たに手話通訳者を配置することにより、障害に関するあらゆる悩みにワンストップで対応する機能の充実が図られます。  また、高齢者、交通弱者の買物を支援するおとしよりぐるりんタクシーを現行の3地域に加えて新たに4ルートを創設することは、福祉のさらなる充実になることと評価いたします。  高浜クリーンセンター建設事業では、76億8,800万円が計上されています。安全対策、環境対策等に十分な配慮を行い、進めていただきたいと思います。また、高齢者などのごみ出し支援として、希望者宅の戸別訪問によるごみ収集は高く評価いたします。  新町地域では、防災機能を兼ね備えた体育館の建設を実施、榛名地域では、芸術の創作の場として、榛名湖アーティスト・レジデンスの運営や榛名山ヒルクライムなどの実施、吉井地域では、防災機能を備えた吉井中央公園の整備を引き続き行い、6支所地域において、老朽化した道路などの社会資本整備のために、積極的、弾力的な対応が図れる予算措置がなされるなど、合併地域の均衡ある発展に向け、大いに評価できます。  防災対策として、台風や局地的な豪雨等の被害に備えるため、緊急排水ポンプを新たに2か所設置することや、電話、ファクスによる防災情報の一斉情報伝達サービスの導入は、住民を守り、安心度の向上に資するものと期待します。  中心市街地を無料で自由に乗り降りできるお店ぐるりんタクシーは、回遊性の向上に資するとともに、中心市街地の活性化に大いに役立つものと評価いたします。  地元住民の長年の悲願であるJR信越本線北高崎駅と群馬八幡駅間の豊岡新駅(仮称)設置に向けての準備や駅前広場の用地取得を進めること、豊岡経大大橋(仮称)の整備に向けた調査を実施することは誠にありがたく、できる限りの早期実現を願っております。  企業会計ですが、水道事業では、引き続き良質な水道水の安定供給のため、老朽管の耐震化など災害に強いライフラインの構築を進めるとともに、水道施設の適切な維持管理に努めるとのこと、よろしくお願いいたします。下水道事業では、安全で快適な生活環境の確保のため、引き続き各地域の汚水・雨水の管渠整備を実施するとともに、既設管渠及び各汚水処理施設の適切な管理に努めるとのこと、よろしくお願いいたします。  以上、かいつまんでの内容となりましたが、令和3年度予算も「新しい高崎」に向けて新規事業が多く提案され、それぞれの委員会では活発な議論がなされました。新風会といたしましては、各委員長から報告があったとおり、提案された全ての議案に賛成し、執行部と共に新型コロナを乗り越え、希望に満ちた「新しい高崎」のために全力で取り組んでいこうと決意をしておりますので、全議員の御賛同をお願いいたしまして、新風会を代表しての賛成討論といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 次に、6番 三井暢秀議員の発言を許します。                  (6番 三井暢秀君登壇) ◆6番(三井暢秀君) 議席6番 三井暢秀です。上程されております議案第3号から第8号及び第18号から第57号の46議案について、市民クラブを代表いたしまして、賛成の立場で討論を行います。  令和3年度の予算案に当たり、本市の一般会計予算は前年度比0.4%減の1,649億2,000万円にあるように、国の予算編成の動向等を踏まえ、新型コロナ対策における影響で、経済状況の推移や税制改正の内容など地方財政の状況等について検討を加え、地方財政計画では全体規模は前年度比1.0%の減とし、本市では0.4%の減にとどめ、引き締まった予算であることが分かります。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策やポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現などにより、総額19兆1,761億円となりました。また、一般会計の総額は当初予算の102兆6,580億円から175兆円超に膨らみました。今後の国の財政を鑑みれば、市債である臨時財政対策債や合併特例債などは、基準財政需要額の算入に対してコロナ禍での社会情勢を鑑みれば、不安要素であると言えます。  また、歳入においては、不況に強い体制であることは分かりますが、市民からの心配事として声が上げられておりますが、令和3年度よりも令和4年度予算について、より一層厳しくなることが予想されますので、令和3年度における予算はその効果がより求められるものです。そのような中で、本市における予算の基本編成としては、令和2年度の終了事業と合わせて148項目の経費削減を行い、重点事業等81項目を選定し、限られた財源をいかに効率よく効果のある事業に配分し、予算を削減してもなお各事業や各職員の成果が向上するように期待をしております。  次に、「新型コロナウイルス感染症への対策」についてであります。本市においては、ようやく第3波が落ち着きつつある中で、2月19日からは新型コロナワクチン接種についても先行接種が始まりました。まだまだ新型コロナウイルスの渦中で先は見えませんが、このワクチンが長いトンネルの先に光をともしてくれるのではないかと期待をしております。引き続き市民の皆様の命と生活を守るため、感染者を減少させる、収束させる取組を図りながら、十分な感染症対策を行っていかなくてはなりません。  そのような中で、本市ではいち早く市内全体にマスクや消毒液の配付を継続し、効果を得ています。また、医療提供体制の充実を図るための措置を講じ、病床数の確保や積極的疫学調査を強化し、感染の早期発見、蔓延を防ぐため、医療機関と連携した保健所の皆さんの迅速なる対応、PCR検査の体制を強化し、感染症対策に万全に取り組んできたことに対して大変評価をしております。来年度においても、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付状況に合わせて、柔軟な対応を図っていただきたいと思います。  また、執行部も了解していると思いますが、施設を利用している新型コロナウイルス感染者の退院後のスムーズな転院を図るための支援を要望いたします。さらに、ワクチン接種については、本市におけるワクチン接種のスケジュールも見通せない中ではありますが、問合せや予約への対応、高齢者への接種体制と移動支援、接種業務を担う組織体制の確立については、ワクチン入荷後における速やかな接種体制を施すために、市民への周知や医療機関との連携を図り、安心してワクチン接種できる体制の構築に向けて取り組んでいただきたいと思います。  次に、歳出では、「教育と人づくり」についてでありますが、学校施設の老朽化で施設整備を強化し、長寿命化対策を施しながら、よりよい校舎整備に努めていただき、教職員や児童・生徒のよりよい環境整備に邁進しております。引き続き、トイレの洋式化や災害における多目的トイレの拡充を要望いたします。教育環境の整備については、GIGAスクールにおける1人1台端末により、一人一人に合った創造性を育む学びとなることを期待しております。タブレットは、文房具の一部として取扱いの周知を徹底し、情報モラル教育を積み重ねることにより、教育環境の充実を図っていただくようお願いします。  次に、「産業の振興」についてでありますが、本市ではコロナ禍の影響が顕著となった緊急事態宣言の発出前の段階から国や県に先駆けて新型コロナウイルス緊急経済対策資金を創設し、事業者の資金繰りを支援してまいりました。この経済対策資金は約1,350件活用され、融資ベースで約208億円の資金繰りの支援につながっております。また、市内経済の活性化を目的とする高崎飲食店応援チケット事業や子育て応援商品券事業では、延べ2,500軒の取扱い店舗で15億円を超える消費活動に結びつき、まちなか商店リニューアル助成事業や職場環境改善事業、そして住環境改善助成事業などは予算措置を追加して実施したことで16億円を超える経済波及効果を生み出しております。あわせて、新年度からあらゆる支援制度や事業転換、販路拡大など、事業者からの多岐にわたる相談事にワンストップで対応するまちなか経済情報センターを高崎商工会議所と連携して実施し、新規事業である中小企業者資格取得支援事業により従業者の資格取得を支援することで、市内の中小零細企業の人材育成や生産性の向上とともに、従業者のスキルアップと働きがいの向上を目指し、安定的な雇用の継続につなげていただきたいと思います。  本市では、9割以上が中小零細企業であり、これらの施策を効果的に実施することで、全国や県内と比べて比較的高い雇用水準を維持しているものと認識しておりますが、今後の労働者への影響を危惧しております。このコロナ禍における労働者の働き方も変化し、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用を活用し、賃金体系にも影響が出ています。今後の働き方についても、経済状況の変化や市内事業者の状況把握に努めていただき、労働者の雇用安定へと御尽力をお願いします。  次に、「やさしい眼差しに満ちた市政」についてでありますが、子育て支援の拡充や高齢者、障害者福祉の充実に向けては、待つ福祉から出向く福祉へと各事業の積極的な事業展開を期待しております。相談窓口においては、必要な人員体制を充実させ、きめ細やかな相談が図られるよう要望します。  また、おとしよりぐるりんタクシーについては、新年度において新たな路線拡大を図ったことは周辺住民の利便性に貢献するものと考えます。市長の発言にもありましたが、他地域へのぐるりんタクシーの拡充については、他の公共交通を再編成することで予算確保を図り、市民の声を大切にした施策展開を要望します。  次に、「安心・安全な地域社会づくり」についてでありますが、交通安全対策では、小学校1年生の交通事故が多い状況に鑑み、通学時などの交通啓発を目的に、小学校入学時に啓発用のトートバッグを新たに配付することとなりましたが、通学路の安全確保の充実に向けては、歩道整備の推進と横断歩道や止まれ標識を明確化し、通学路の外側線はバイブラインに引き直し、グリーンベルト等の道路標示を鮮明にしたゾーン30と道路ハンプのさらなる整備を図っていただきたいと思います。  また、交通安全対策工事は、5か年計画の終了により予算が盛り込まれていませんが、交通安全アクションプランが令和5年までの3か年で策定されました。引き続き交通安全対策や通学路点検、安全施設の整備に迅速に取り組まれるよう要望します。  また、防災・減災の取組については、地域防災体制の整備として、緊急排水ポンプの新設や、新たに災害時電話FAXサービスシステムの導入がされ、自主防災組織への支援は地域防災体制の整備につながるものと考えております。  また、地域行政区の活性化については、令和2年度予算と同額となっておりますが、地域におけるつながりをしっかりと保つためにも、担当部局のきめ細やかな対応をお願いし、その成果を期待しているところであります。  次に、「大勢の人が歩き、賑わう街」についてでありますが、中心市街地の活性化と回遊性の充実に向けて、本市では市内の移動手段として高チャリ、借り上げタクシー、循環型バス網など様々な制度を整備し、交通弱者の移動手段の確保にも御尽力をいただいております。しかし、ぐるりんバスは市民の大切な足として定着していますが、制度趣旨や競合する路線が生じるなど、一部で制度設計にほつれが見られます。また、アリーナシャトルでは地域の実態に即した大幅な再編成が望ましいと考えます。また、お店ぐるりんタクシーは、その効果を検証し、さらなる回遊性の向上を図ることを要望します。  また、JR信越本線北高崎駅と群馬八幡駅間の新駅設置に向けた準備を引き続き行うとともに、地域住民の利便性向上のため、上豊岡町から下小塙町を結ぶ新たな橋梁整備や豊岡縦貫道開設に向けて動いております。本市における公共交通の新たな拠点となるよう、モデル駅として整備を図り、地域住民とともに早期の実現に向けて取り組んでいただき、全ての方が安心して利用できる公共交通の制度改革を計画し、市民に対して分かりやすい交通政策を提供していただきたいと思います。  高崎芸術劇場・高崎アリーナ企画誘致事業では、コロナ禍の状況を鑑み、充実した文化事業やスポーツ大会の振興を活性化させるために、さらなる企画誘致活動を展開し、新しい生活様式に即した施策の展開を要望いたします。  以上、新年度予算案におけるコロナ禍の中での「新しい高崎」の実現に向けた、新規事業も盛り込まれた基本施策につきまして賛成の理由を述べました。令和3年度予算案と関連議案の全てを速やかに可決し、円滑に市政を執行することは、本市のさらなる発展と市民福祉の向上に資するものと結論いたしまして、市民クラブを代表しての賛成討論といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 次に、16番 新保克佳議員の発言を許します。                  (16番 新保克佳君登壇)
    ◆16番(新保克佳君) 議席16番 新保克佳です。ただいま上程されております議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算ほか全ての議案に対し、高崎市議会公明党を代表して賛成の立場から討論を行います。  新型コロナウイルス感染症との闘いが続く中、間もなく令和3年度が始まります。人々の生活を支え、社会に希望の道筋を示すことが行政の使命です。新年度予算案は、安心・安全で豊かな市民生活を送るための予算であり、新型コロナウイルス感染症の克服を目指す予算であると理解して受け止めております。  それでは、以下賛成理由を歳出の面から大きく3点にわたり端的に述べたいと思います。まず第1に、新型コロナウイルス感染症の出口が見えない中にあっても、市民の暮らしの利便性向上や、中小企業、農業支援の施策を展開しようと考えているという点を挙げたいと思います。例えば地域における子育ての一層の充実のため、群馬支所の一部を託児施設として活用する群馬地域託児施設整備事業は、若い世代の人口増加が見られる同地域のさらなる活性化も期待できます。  市長の英断により、小・中・特別支援学校の児童・生徒に1人1台のタブレット端末が一気に配備されます。この基となったGIGAスクール構想は、国において公明党が強く推進してきたものであり、大いに賛成いたします。今後学習内容の進化や様々な状況下での学習支援が期待されます。  現在の倉渕、榛名、吉井地域に加え、観音山丘陵地域の高台に広がる住宅団地を想定した新たなおとしよりぐるりんタクシー運行事業にも期待が高まります。こうした子育て支援や教育支援、移動困難解消などは、高い市民ニーズがあり、期待するところ大であります。  中小企業支援、農業支援も重要です。市内事業者は、様々な課題を抱えております。そうした相談事にワンストップで対応するまちなか経済情報センター事業は、まさにタイムリー、開設が待たれます。また、人材育成や生産性向上のために従業員の資格取得を後押しする中小企業者資格取得支援事業は、市内中小企業者の競争力を高めるために重要な施策と考えます。  さらに、本市を代表する榛名山麓のフルーツなどを販売促進する施設、榛名山麓果樹販売施設の設置にも期待が高まります。新年度は、設置に向けた各種調査からということで、しっかりと進めていただくよう求めます。  続いて、賛成理由の第2は、市民の様々な不安を解消するための予算であるという点を挙げたいと思います。痛ましい児童虐待事案が後を絶ちません。子どもたちを守るために、児童相談所の設置に向けた調査事業が新年度に本格化されるようであります。市長が標榜する、行動する児童相談所に市民の大きな期待と注目が寄せられております。  災害対策も待ったなしです。浸水被害が想定される箇所への緊急排水ポンプ設置は、私ども市議会公明党としても強く要望してまいりましたので、これを高く評価いたします。新年度は、まず新町地域と吉井地域の2か所を予定とのことで、市内各地への計画的な設置にも期待が集まります。災害対策では、携帯電話などの情報収集手段を持たない市民へ防災情報を確実に伝えるための災害時電話FAXサービスシステムが導入されます。これも以前に一般質問で提案したことがありますが、電話やファクスという多くの市民におなじみの機械を活用した一斉情報伝達サービスには全面的に賛成いたします。  養豚農家の皆様も依然として大きな不安を抱えております。CSF(豚熱)の感染拡大を防止するため、市内養豚農家が負担するワクチン接種費用を全額支援する豚熱防疫事業補助金も養豚農家を支える施策として極めて重要と考えます。  賛成理由の第3として、新型コロナウイルス感染症から市民と医療を守る予算である点を挙げたいと思います。専用病床の増床及び回復患者の転院への助成や診療検査体制の充実のため、帰国者・接触者外来を開設する医療機関には必要な経費を助成する医療提供体制整備は、新型コロナ感染症による入院体制の強化につながります。  夜間休日急病診療所も強化されるようであります。昨年5月より新型コロナ対応のための発熱外来を開設し、診療体制の強化を図っていただいておりますが、夜間及び休日の急患に応急的な診療を行う初期救急医療体制の強化は重要な取組と考えます。  また、新型コロナ感染者等に対し、感染症法に基づく検査を行うとともに、医療機関において保険適用の下で実施したPCR検査や抗原検査費用の自己負担分については全額公費で負担する新型コロナウイルス病原体検査事業は、市民の安心につながる施策であると高く評価するところであります。同じく、感染症法に規定される感染症による入院患者の医療費自己負担分を全額公費で負担する感染症入院患者医療費助成事業は、極めて極めて重要な施策と考えます。  以上、新規事業を中心に主な賛成理由を述べました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、新年度は歳入の根幹となる税収の大幅な減少が見込まれます。市長をはじめ市当局の皆様には、大変難しい財政運営が求められます。しかし、厳しい状況は市民の皆様、市内事業者の皆さんも同様、いや、それ以上かと思います。  今御奮闘されている市民の皆様、事業者の皆様などにお応えするためにも、まずは令和3年度予算と関連議案の全てを速やかに可決し、円滑に執行すること、そこにこそ新型コロナウイルス感染症という難局を乗り越え、市民に希望と活力を与える本市の役割があると結論いたしまして、高崎市議会公明党を代表しての賛成討論といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。  これより採決を行います。  最初に、議案第3号から議案第8号及び議案第18号から議案第44号、以上33議案を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第43号及び議案第44号は、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号から議案第49号、以上4議案を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第46号、議案第47号、議案第48号及び議案第49号は、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号から議案第57号、以上6議案を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第52号、議案第53号、議案第54号、議案第55号、議案第56号及び議案第57号は、いずれも原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第2 請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて       請願第2号 18歳以下の子供の均等割減免、資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて       請願第3号 安全・安心の医療・介護体制を確立し国民のいのちと健康を守るための意見書の採択について ○議長(渡邊幹治君) 日程第2、請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについてから請願第3号 安全・安心の医療・介護体制を確立し国民のいのちと健康を守るための意見書の採択について、以上3件を一括して議題といたします。  本件は、去る2月22日に教育福祉及び市民経済の各常任委員会にそれぞれ付託いたしました。このほど審査を終了し、各委員長から審査報告書が提出されましたので、報告を求めます。         ────────────────────────────────                                        令和3年3月17日   高崎市議会議長  渡 邊 幹 治 様                         教育福祉常任委員会委員長  清 水 明 夫     委員会の審査報告書   本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。                         記  1 件   名  請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて  2 請 願 者  高崎市東町80−1 労使会館内           高崎社会保障推進協議会 会長 齋木信男  3 審査年月日  令和3年3月9日  4 審査結果   不採択とすべきもの  5 意   見  願意の趣旨に沿いかねる。  6 請願の措置  本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。         ────────────────────────────────                                        令和3年3月17日   高崎市議会議長  渡 邊 幹 治 様                         市民経済常任委員会委員長  飯 塚 邦 広     委員会の審査報告書   本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。                         記  1 件   名  請願第2号 18歳以下の子供の均等割減免、資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて  2 請 願 者  高崎市東町80−1 労使会館内           高崎社会保障推進協議会 会長 齋木信男  3 審査年月日  令和3年3月10日  4 審査結果   不採択とすべきもの  5 意   見  願意の趣旨に沿いかねる。  6 請願の措置  本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。         ────────────────────────────────                                        令和3年3月17日   高崎市議会議長  渡 邊 幹 治 様                         教育福祉常任委員会委員長  清 水 明 夫     委員会の審査報告書   本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。
                            記  1 件   名  請願第3号 安全・安心の医療・介護体制を確立し国民のいのちと健康を守るための意見書の採択について  2 請 願 者  前橋市本町3−9−10           群馬県医療労働組合連合会 中央執行委員長 石関貞夫  3 審査年月日  令和3年3月9日  4 審査結果   不採択とすべきもの  5 意   見  願意の趣旨に沿いかねる。  6 請願の措置  本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。         ────────────────────────────────                  (教育福祉常任委員会委員長 清水明夫君登壇) ◎教育福祉常任委員会委員長(清水明夫君) それでは、教育福祉常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて及び請願第3号 安全・安心の医療・介護体制を確立し国民のいのちと健康を守るための意見書の採択については、去る2月22日の本会議において本委員会に付託され、3月9日午前10時から審査を行いました。  審査の主な内容ですが、請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについてでは、加齢により耳が聞こえにくくなり、日常生活に支障を来す高齢者が増えているが、聴力70デシベル未満の場合には障害者として国の補助を受けることができない。WHOは、聴力41デシベルから補聴器の使用を推奨しており、また認知症の大きな引き金になるのがこの加齢性難聴によるコミュニケーション不足だとしている。全国には、補聴器購入費の助成を行う自治体もあり、また補聴器の早期装着は結果的に認知症の予防や医療費の抑制にもつながるため、このような公的な支援が必要だと考えるとの意見がある一方、請願の趣旨については理解できるが、本市で実施されている国保特定健診などは国の基準に従って行われており、まずは現行の制度で最善を尽くすことが最優先と考えるとの意見や、仮に聴力検査の項目を入れた場合に、防音室や検査機器などの設備、また検査技師の養成といった様々な課題があり、あまり現実的ではないとの意見、またWHOの認知症予防ガイドラインには、加齢性難聴が鬱病や認知症につながるという点について、まだエビデンスが不十分との記載もある。補聴器は有意であるが、科学的根拠が出されるのを待つほうがよいとの意見がありました。  請願第3号 安全・安心の医療・介護体制を確立し国民のいのちと健康を守るための意見書の採択についてでは、コロナ禍において、医療従事者が社会を支える重要な根幹であると再認識されているが、その中で現在医療崩壊の危機が叫ばれている。その背景には、効率を重視して社会保障費を抑え込み、病床の削減、公的な病院や保健所の統廃合などの政策がある。新型コロナウイルス感染対策の教訓を生かし、新たなウイルスの感染だけではなく、自然災害からも国民の命と健康を守るために、医療、介護、福祉、公衆衛生の拡充が喫緊の課題であるとの意見がある一方、この請願では医療職や介護職の増員と社会保障の国民負担軽減を求めているが、財源的な裏づけがない中で、これは矛盾していると言わざるを得ないとの意見や、これを実現するためには財源の問題があり、また中には国や県の動向を注視すべき内容もあるとの意見、また、大変重要な請願ではあるが、本市はコロナ禍において独自の財政的な支援も含めて医療機関との連携を図っているとの意見がありました。  以上が審査の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第1号及び請願第3号は、起立採決の結果、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (市民経済常任委員会委員長 飯塚邦広君登壇) ◎市民経済常任委員会委員長(飯塚邦広君) それでは、市民経済常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  請願第2号 18歳以下の子供の均等割減免、資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについては、去る2月22日の本会議において本委員会に付託され、3月10日午前10時から審査を行いました。  審査の主な内容ですが、資格証明書の発行は、国保税の滞納世帯に対する相談の機会を確保する意味もあり、また受診抑制にならないよう短期被保険者証の発行といった柔軟な対応も行っているので、医療を受ける権利を奪うものではないとの意見や、資格証明書の交付を受けている世帯であっても、高校生以下の子どもには3割の被保険者証が交付されており、子どもの受診抑制にはつながらないと考えられるとの意見もあり、資格証明書を交付しないということは納税の公平性に欠けるとの意見がありました。  また、18歳以下の子どもの均等割減免に関しては、地方自治体が財政負担を考えるより、国が制度として確立することが必要であるとの意見や、国は令和4年度から未就学児の均等割を5割軽減する予定であるということから、その動向を注視したほうがよいとの意見、また、基金を活用して国保税の引下げを行っても、恒久財源ではないため、基金がなくなれば、その分の税率を元に戻す話になってしまうとの意見がありました。  以上が審査の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第2号は、起立採決の結果、起立なしで不採択とすべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告に基づき、15番 依田好明議員の発言を許します。                  (15番 依田好明君登壇) ◆15番(依田好明君) 議席番号15番 依田好明です。通告に基づきまして、請願第1号、請願第2号及び請願第3号につきまして、日本共産党高崎市議団を代表し、賛成の立場から討論を行います。  まず、請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについてです。加齢性難聴者は、70代で3分の1、80代以上で3分の2を占め、約1,400万人います。難聴により、対面での会話に支障があり、仕事だけでなく家庭、社会からも孤立します。生活の質が低下し、ひきこもり、鬱病、認知症の引き金になるリスクが高いと報告されています。  WHO(世界保健機関)では41デシベルから補聴器が必要としていますが、日本では70デシベルを超えないと障害者総合支援法に基づく補装具支援制度が受けられません。WHOの基準で、補聴器の装着を推奨する高齢者の数は820万人、障害者で補助が受けられるのは4%の32万人です。しかし、本市で65歳以上で受けられているのは令和元年で161人だけです。補聴器は、難聴の初期段階から装着することが推奨されています。その動機づけのために自治体による補助が必要であり、実施する自治体が増えています。既に船橋市で2万円、浦安市で3万5,000円、都内の6つの区で2万円から3万5,000円の補助があります。難聴の予防策は、結果的に認知症の予防や医療費の抑制にもつながります。高齢者に地域の中で活躍してもらうためにも法的な支援が必要です。  また、この請願では難聴の早期発見のために健康診断に聴力検査を入れることも項目に加えさせていただいています。本市においても、高齢者が地域コミュニティーの中で大きな、積極的な活躍をしていただく意味でも公的な支援制度を設けるようお願い申し上げます。  次に、請願第2号ですが、その趣旨は資格証明書の交付をなくすことと18歳未満の子どもの均等割減免を求めるものです。今回は、短期間の取組の中で1,720人の署名が寄せられています。本請願趣旨に対する切実な願いが一層高まっています。  まず、資格証明書の発行ですが、相談機会を確保するためにやむを得ないことだとされていますが、実際には経済的困窮に陥ってしまった市民がほとんどであり、受診をためらい、病気が重篤化するケースが起きています。このような経済的に困窮した市民の生活再建を図る立場で対応すべきであり、ぜひ資格証明書の交付はなくしていただきたくお願い申し上げます。  もう一つの子どもの均等割減免ですが、本市の国保会計の状況であれば十分に可能であります。平成25年度には、所得割、資産割、平等割、均等割の4項目を加入者全体で引き下げました。そのときに比べれば、約1億5,800万円という子どもの均等割の額は桁違いに小さな額です。また、基金は約20億円も増えています。保険税収入の約2.1%、基金の約3.3%を占めるだけです。現在の48億円の基金は、加入者のために積み立てたものであり、適切に活用すべきではないでしょうか。全国的な世論を受け、ようやく国が就学前の子どもの均等割について、その半分を再来年度から公費負担とすることとしたのは大きな前進です。しかし、子どもにかかる経済的負担は小学生以上のほうがずっと大きいわけで、18歳以上の子ども全員を対象に軽減すべきです。こうした中で、子どもの均等割軽減に踏み切る自治体も増えております。コロナ禍の中、経済的に厳しい状況にある子育て中の加入者も多い現状があり、暮らしを守る立場で、ぜひ国の施策を待つことなく本市が18歳未満の子どもの均等割軽減を率先して決断していただくようお願い申し上げます。  最後に、請願第3号です。安全・安心の医療・介護体制を確立し国民のいのちと健康を守るための意見書の採択を求めるものです。コロナ禍を通じて、改めて医療機関、医療従事者、介護職員が社会を支える重要な根幹だということが確認されました。全国では多くの医療従事者がまさに命がけでコロナの最前線で闘う中で、医療機関の逼迫、医療崩壊の危機が叫ばれています。感染症病床、集中治療室、公的病院、保健所、そしてそれに従事している医師、看護師、介護職員などの不足がより事態を深刻にしています。本市の職員も深夜まで勤務する実態があります。その背景には、効率重視に偏り、社会保障費の抑制政策により、病床の削減、公的病院、保健所の縮減が進んできた実態があります。新型コロナウイルス感染対策の教訓を生かし、国民の命と健康を守るためにも、今後の新たなウイルス感染症だけでなく自然災害などが発生した際、経済活動への影響を最小限に抑えるためにも、医療、介護、福祉、公衆衛生施策の拡充は喫緊の課題であります。  請願では、5つの請願項目を掲げております。1つ目は、今後の新たな感染症拡大などに備えた医療、介護、福祉の財源確保。2つ目は、公的病院の統廃合や地域医療構想の見直しと地域の声を生かす医療体制の充実。3つ目は、安全・安心な医療・介護体制のため、医師、看護師、介護職員などの大幅増員。4つ目は、保健所増設、保健師増員など公衆衛生行政の拡充、ウイルス研究、検査、検疫体制などの充実。5つ目は、社会保障に関わる国民負担の軽減です。いずれも医療介護体制の充実を求める極めて大切な内容だと考えており、本請願の採択をしていただくようお願い申し上げます。  以上申し上げ、請願第1号、請願第2号及び請願第3号への賛成討論といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。  これより採決に入るわけですが、採決については請願ごとに行います。  最初に、請願第1号を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。  請願第1号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立少数です。  よって、請願第1号は不採択と決しました。  次に、請願第2号を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。  請願第2号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立少数です。  よって、請願第2号は不採択と決しました。  次に、請願第3号を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。  請願第3号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立少数です。  よって、請願第3号は不採択と決しました。 △休憩 ○議長(渡邊幹治君) この際、暫時休憩いたします。  午後 2時57分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 3時20分再開 ○議長(渡邊幹治君) 会議を再開いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第3 議案第58号 高崎市特別職の給与に関する条例の一部改正について       議案第59号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について ○議長(渡邊幹治君) 日程第3、議案第58号 高崎市特別職の給与に関する条例の一部改正について及び議案第59号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について、以上2議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (総務部長 曽根光広君登壇) ◎総務部長(曽根光広君) ただいま議題となりました議案第58号及び議案第59号の2議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(3)1ページを御覧ください。初めに、議案第58号 高崎市特別職の給与に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。改正の理由といたしましては、常勤の監査委員の給料について改めるため、改正しようとするものでございます。  1枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。改正内容につきまして御説明を申し上げます。第3条第2項は、常勤の監査委員の給料の額について、高崎市の常勤職員であった者が退職後1か月以内に選任された場合の取扱いを規定しているものでございますが、この規定について、退職後1か月を超える期間が経過した後に選任された場合についても、1か月以内に選任された場合との均衡を考慮し、同様の取扱いとなるよう、所要の改正を行うものでございます。  附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するというものでございます。  3ページを御覧ください。続きまして、議案第59号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について御説明を申し上げます。改正の理由といたしましては、本年2月3日に成立いたしました新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行により、新型コロナウイルス感染症の定義を定めていた法律や政令が改正あるいは廃止となったことに伴いまして、関係する条例を改正しようとするものでございます。  1枚おめくりいただき、4ページを御覧ください。改正内容につきまして御説明を申し上げます。第1条は、高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正でございまして、新型コロナウイルス感染症の定義として引用していた新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の廃止に伴い、改めて新型コロナウイルス感染症の定義を規定するものでございます。第2条は、高崎市新型コロナウイルス緊急経済対策基金条例の一部改正、第3条は、高崎市国民健康保険条例の一部改正でございまして、どちらも新型コロナウイルス感染症の定義として引用していた新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2の規定が削られたことに伴い、改めて新型コロナウイルス感染症の定義を規定するものでございます。なお、いずれの条例におきましても、新型コロナウイルス感染症について、従来の法令の規定と同じ内容で定義するものであり、制度等の変更を伴うものではございません。  附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するというものでございます。  以上、議案第58号及び議案第59号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第58号及び議案第59号、以上2議案を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第58号及び議案第59号は、いずれも原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第4 議案第60号 令和2年度高崎市一般会計補正予算(第13号) ○議長(渡邊幹治君) 日程第4、議案第60号 令和2年度高崎市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (財務部長 南雲孝志君登壇) ◎財務部長(南雲孝志君) ただいま議題となりました議案第60号 令和2年度高崎市一般会計補正予算(第13号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
     議案書(3)の5ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,273万8,000円を追加いたしまして、予算の総額を2,091億6,043万3,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。第2条は繰越明許費の補正で、追加が4件でございます。  それでは、歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出から御説明申し上げますので、16ページを御覧ください。3歳出でございます。2款2項2目文化振興費の一般経費は、NTT東日本群馬支店様から御寄附の申込みがありましたので、文化振興基金に積み立てるもので、芸術文化活動促進事業は、街中の雰囲気を明るくするとともに、医療従事者への感謝と応援の気持ちを込めて、現在実施しております高崎希望の光プロジェクト事業を5月上旬まで実施することに伴い、令和3年度に関わる経費を計上し、併せて新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当するものでございます。3款2項1目児童福祉総務費は、匿名希望の方からの御寄附をこども基金に積み立てるものでございます。4款1項1目保健衛生総務費は、マスクや消毒液の追加配付に対する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当及び明治安田生命相互会社群馬支社様、株式会社千手様及び新保田中町の小島国宜様から新型コロナ対策に役立ててほしいとの趣旨で御寄附を頂きましたので、事業費に充てさせていただくものでございます。  1枚おめくりいただきまして、18ページを御覧ください。2項1目環境衛生総務費は、下佐野町の深谷幸永様から動物愛護のために役立ててほしいとの趣旨で御寄附を頂きましたので、事業費に充てさせていただくものでございます。7款1項5目金融費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を新型コロナウイルス緊急経済対策基金へ積み立てるものでございます。8款2項2目道路橋りょう維持費は、高崎問屋町駅貝沢口のエスカレーター故障に伴う修繕費を計上するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、20ページを御覧ください。9款1項1目常備消防費は、匿名希望の方から救急活動に役立ててほしいとの趣旨で御寄附を頂きましたので、高規格救急自動車を購入するものでございます。10款8項5目学校給食費は、群馬給食センターのボイラー故障に伴う修繕費を計上するものでございます。以上で歳出の説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入について御説明を申し上げますので、前に戻っていただきまして、14ページを御覧ください。2歳入でございます。16款2項国庫補助金は、国から追加で交付される新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。19款1項寄附金は、歳出で御説明いたしました方々のほか、土木費寄附金は佐野橋の復旧に役立ててほしいとの趣旨で東京都港区の株式会社ガンズロック様からの御寄附を計上するものでございます。20款1項1目財政調整基金繰入金は、歳入歳出の差引きを調整するものでございます。  少し前にお戻りいただきまして、8ページを御覧ください。第2表繰越明許費補正は、追加が4件でございます。2款総務費は、高崎希望の光プロジェクト事業の実施期間が翌年度に及ぶため、8款土木費から10款教育費までは、今年度中の事業完了が困難なため、それぞれ繰り越すものでございます。  以上、議案第60号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第60号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第5 議案第61号 高崎市監査委員の選任同意について ○議長(渡邊幹治君) 日程第5、議案第61号 高崎市監査委員の選任同意についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (副市長 兵藤公保君登壇) ◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第61号 高崎市監査委員の選任同意につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(3)23ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和3年3月31日をもちまして任期満了となります高崎市監査委員、田口幸夫さんの後任といたしまして小泉貴代子さんを選任いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  小泉貴代子さんは、高崎市福島町にお住まいで、61歳でございます。昭和53年3月に高崎市立女子高等学校を卒業後、同年10月に高崎市職員として採用されて以来、文化課長、中央図書館次長、教育総務課長、群馬支所長、市民部長などを歴任された後、令和2年3月に定年により退職してございます。現在は、社会福祉法人高崎市社会福祉協議会の事務局長を務められておりますが、長年にわたる豊富な行政経験を生かし、監査委員として大いに御活躍いただけるものと考えております。  以上、御紹介を申し上げましたとおり、小泉貴代子さんは人格・識見とも高崎市監査委員として適任であると思われますので、よろしく御審議の上、選任につきまして御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第61号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第61号は同意することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第6 議案第62号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について ○議長(渡邊幹治君) 日程第6、議案第62号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (副市長 兵藤公保君登壇) ◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第62号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(3)25ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和3年3月25日をもって任期満了となります高崎市固定資産評価審査委員会委員、松本 權さんの後任といたしまして、井田登代二さんを新たに同委員に選任いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  井田登代二さんは、高崎市飯塚町にお住まいで、74歳でございます。昭和40年3月に群馬県立高崎商業高等学校を卒業後、同年4月から平成14年3月まで沖電気工業株式会社に勤務された後、平成15年4月から7年間、環境保健委員を務められたほか、平成20年7月から3年間、農業委員会委員を務められております。現在は、長野堰土地改良区理事や高崎市農業協同組合理事を務められるなど、農業関係の要職を歴任されております。  以上、御紹介を申し上げましたとおり、井田登代二さんは人格・識見とも高崎市固定資産評価審査委員会委員として適任であると思われますので、よろしく御審議の上、選任につきまして御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第62号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第62号は同意することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第7 議案第63号 人権擁護委員候補者の推薦について       議案第64号 人権擁護委員候補者の推薦について       議案第65号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(渡邊幹治君) 日程第7、議案第63号 人権擁護委員候補者の推薦についてから議案第65号 人権擁護委員候補者の推薦について、以上3議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (副市長 兵藤公保君登壇) ◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第63号から議案第65号までの3議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  初めに、議案第63号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の御説明を申し上げます。議案書(3)27ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和3年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員、横田公一さんを再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  横田公一さんは、高崎市吉井町池にお住まいで、70歳でございます。昭和49年3月に東洋大学文学部を卒業後、同年4月に小学校の教員として勤務され、榛名町立第三小学校長、吉井町教育委員会学校教育課長、吉井小学校長などを歴任し、平成23年3月に退職されております。教員を退職後は、吉井幼稚園長として2年間勤務され、平成24年7月から人権擁護委員を務められております。  続きまして、議案第64号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の御説明を申し上げます。29ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和3年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員、木内タノシさんの後任といたしまして、堀口理恵子さんを新たに人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  堀口理恵子さんは、高崎市飯玉町にお住まいで、64歳でございます。昭和54年3月に上智大学文学部を卒業後、同年4月に株式会社西武百貨店に入社され、昭和60年3月に退職された後、平成9年4月から平成18年6月までの間、株式会社ラジオ高崎に勤務されました。現在は、一般社団法人群馬バイオマス活用協議会の事務局長などを務められているほか、高崎音楽祭実行委員会委員として地域文化の向上、発展に関する活動に取り組まれております。  続きまして、議案第65号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の御説明を申し上げます。31ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和3年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員、采女英幸さんの後任といたしまして、林 高弘さんを新たに人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  林 高弘さんは、高崎市新保町にお住まいで、50歳でございます。平成5年3月に明治大学法学部を卒業後、平成15年10月に弁護士登録をされ、平成19年9月につばさ法律事務所を開設されました。これまでの間、平成21年4月から1年間、群馬弁護士会副会長を務められていたほか、令和元年10月から群馬県情報公開審議会委員を務められております。  以上、御紹介申し上げました横田公一さん、堀口理恵子さん、林 高弘さんにつきましては、いずれも人権擁委員として人格・識見とも適任であると思われますので、推薦につきまして、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第63号から議案第65号、以上3議案を一括して採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第63号、議案第64号及び議案第65号は、いずれも同意することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第8 環境施設建設特別委員会の中間報告 ○議長(渡邊幹治君) 日程第8、環境施設建設特別委員会の中間報告を議題といたします。  本件については、会議規則第44条第2項の規定により、同委員会から中間報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許します。                  (環境施設建設特別委員会委員長 丸山和久君登壇) ◎環境施設建設特別委員会委員長(丸山和久君) ただいま議題となりました環境施設建設特別委員会の中間報告について御報告いたします。  本委員会は、高浜クリーンセンターの建設及び関連する施設の整備について調査研究することを目的として、令和元年第3回定例会において委員10人をもって設置されました。その後、本日に至るまで8回の委員会を開催するとともに、先進地を視察し、高浜クリーンセンター及び関連する施設の整備について調査を進めてまいりました。  これまでの本委員会における調査の概要ですが、プラント設備工事や土木建築の設計に着手した高浜クリーンセンターに関しては、関係議案を審査するとともに、建築スケジュールや進捗状況について確認を行ってまいりました。新規施設につきましては、計量台や可燃ごみの投入場所を増やすことにより、利便性の向上や渋滞解消を図る整備計画が示されたほか、ごみ処理の工程等が見学できるスペースを広く整備することで、環境への関心と理解が深められるようになることから、循環型社会の形成という社会的要請にも応えられる施設になるものと期待するところであります。  また、関連する施設の整備につきましては、新しい高浜長寿センターや新たに整備された中河原児童公園などが多くの方に利用されていることを確認し、現在の高浜クリーンセンター跡地の整備につきましても地元の要望などに配慮しながら進めていただきたいと思います。  事業全体の計画につきましては、新型コロナウイルスの影響により変更を余儀なくされ、工期は延長されましたが、完成予想図が示されるなど、令和6年度中の完成に向けて着実に事業は進捗しております。ただいま報告いたしましたとおり、高浜クリーンセンターは市民からの関心も高く、市民生活の基礎となる、なくてはならない施設ですので、周辺の環境にも配慮しながら、よりよい施設となるよう、執行部の方々のなお一層の御努力をお願いするものでございます。  最後に、委員各位及び執行部の御尽力と御協力に対し深く感謝を申し上げ、本委員会の中間報告といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 委員長の報告は終わりました。
     これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第9 防災・危機管理対策特別委員会の中間報告 ○議長(渡邊幹治君) 日程第9、防災・危機管理対策特別委員会の中間報告を議題といたします。  本件については、会議規則第44条第2項の規定により、同委員会から中間報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許します。                  (防災・危機管理対策特別委員会副委員長 後閑賢二君登壇) ◎防災・危機管理対策特別委員会副委員長(後閑賢二君) ただいま議題となりました防災・危機管理対策特別委員会の中間報告について御報告いたします。  本委員会は、安心・安全なまちづくりに向け、防災対策や危機管理体制について調査研究することを目的として、令和元年第3回定例会において委員10人をもって設置されました。その後、本日に至るまで6回の委員会を開催するとともに、先進地を視察し、防災・減災対策について調査を進めてまいりました。  これまでの本委員会における調査の概要ですが、本市で毎年主要テーマを決めて実施されている危険箇所総点検では、洪水氾濫や浸水被害の防止対策などを主なテーマとし、水害が懸念される箇所や実際に被害を受けた箇所を中心に土砂の堆積状況や護岸の破損状況などの点検結果の報告を受け、点検後の取組について確認し、河川整備の在り方について協議いたしました。  また、令和元年8月には、近年の記録的な大雨などによる浸水被害への備えとして、井野川の橋梁に設置された危機管理型水位計や、群馬県に要望し、改修された護岸などについて現地調査を実施し、河川の氾濫対策などについて確認を行ったところです。  その後、防災・減災対策について調査研究を進める中、令和元年10月に関東地方を通過した台風19号では、本市でも記録的な大雨に見舞われ、家屋の床上、床下浸水のほか、農業用施設や運動公園などで甚大な被害を受けました。本市で初めて大雨特別警報が発表されることとなった記録的な大雨は、市民生活にも多大な影響を及ぼしましたが、台風通過後、700人規模の行政調査員を動員して市内全域の被害状況調査を実施し、併せて被災者が加入する保険手続等に使用する証明書の発行や災害廃棄物の受入れなどについて記載したチラシを配るなど、本市における災害時の迅速な対応について確認することができました。  今後は、今回の台風の教訓を生かし、自助、共助の取組に関する普及啓発や避難所の環境整備など市民を守る施策を推進することで、いつ起きてもおかしくない様々な災害から、地域一体となり、防災・減災対策に取り組んでいただくよう、執行部の皆様のなお一層の御努力をお願いするものでございます。  最後に、委員各位及び執行部の御尽力と御協力に対し深く感謝を申し上げ、本委員会の中間報告といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 副委員長の報告は終わりました。  これより副委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第10 都市集客施設整備特別委員会の中間報告 ○議長(渡邊幹治君) 日程第10、都市集客施設整備特別委員会の中間報告を議題といたします。  本件については、会議規則第44条第2項の規定により、同委員会から中間報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許します。                  (都市集客施設整備特別委員会委員長 柴田和正君登壇) ◎都市集客施設整備特別委員会委員長(柴田和正君) ただいま議題となりました都市集客施設整備特別委員会の中間報告について御報告いたします。  本委員会は、高崎市都市集客施設基本計画に基づき整備される高崎芸術劇場及び再開発ビルについて調査研究することを目的とし、令和元年第3回定例会において委員9人をもって設置されました。その後、本日に至るまで8回の委員会を開催するとともに、先進地を視察し、都市集客施設の整備について調査を進めてまいりました。  これまでの本委員会における調査の概要ですが、高崎市都市集客施設基本計画において、音楽ホールゾーンを形成する施設として位置づけられている高崎芸術劇場については、これまで約3年にわたって進められてきた本体工事が完了し、令和元年6月に竣工いたしました。令和元年8月には現地視察を実施し、「音楽のある街高崎」の象徴となり、また上信越と北関東を代表する文化や芸術の創造、発信拠点となるすばらしい施設が完成したことを確認いたしました。今後も、質の高い魅力的な公演の企画誘致を行っていただき、高崎の街中へのさらなる集客につなげていただくことを期待しています。  次に、高崎市都市集客施設基本計画において、ビジネスゾーンを形成する施設として位置づけられている再開発ビルについては、質の高いホテル招致のための調査やこども図書館の整備に向けた検討がなされているほか、本年1月に発表された都市計画案に基づき、都市計画決定手続が開始されたところでございます。また、設立された再開発準備組合においては、事業化に向けた協議が進められておりますが、今後必要となる法定組合設立に向けて、引き続き慎重に進めていただきたいと思います。  ただいま報告いたしましたとおり、完成した高崎芸術劇場と現在計画されている再開発ビルは、高崎駅を中心とした本市の都市集客の核となる施設でございます。両施設の融合により、市民が憩い、まちがにぎわい、多くの人々が交流するまちづくりのために、執行部の皆様のより一層の御努力をお願いするものでございます。  最後に、委員各位及び執行部の御尽力と御協力に対し深く感謝を申し上げ、本委員会の中間報告といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第11 子育て支援定住人口増加対策特別委員会の中間報告 ○議長(渡邊幹治君) 日程第11、子育て支援定住人口増加対策特別委員会の中間報告を議題といたします。  本件については、会議規則第44条第2項の規定により、同委員会から中間報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許します。                  (子育て支援定住人口増加対策特別委員会委員長 丸山 覚君登壇) ◎子育て支援定住人口増加対策特別委員会委員長(丸山覚君) ただいま議題となりました子育て支援定住人口増加対策特別委員会の中間報告について御報告いたします。  本委員会は、子どもと子育てに優しい住みやすいまちづくりに向け、子育て支援・定住人口増加対策について調査研究することを目的として、令和元年第3回定例会において委員9人をもって設置されました。その後、本日に至るまで5回の委員会を開催するとともに、先進地を視察し、子育て支援施策等について調査を進めてまいりました。  これまでの本委員会における調査の概要ですが、増加する児童虐待事案に対応するため、令和元年10月に設立されたこども救援センターでは、高崎の子どもは高崎で守るという理念の下、職員に警察OBや教員OBを配置し、家庭や児童、また女性の困り事の相談を受け付け、適切なアドバイスや支援を行っていることや、児童虐待の通告を受けた場合には、原則24時間以内の児童の安全確認、その後の家庭支援などを行うとともに、虐待の程度が重いケースについては警察や児童相談所にしっかりとつないでいることなどの報告を受けました。  しかし、家庭内の子どもへの虐待はしつけとの境界の判別が難しいケースが多いため、業務に当たっては、ささいなことも見逃さず、子どもの命を第一に考えた対応を要望したところでございます。また、本市が目指す行動する児童相談所の設置に向け、令和2年度から職員を他市の児童相談所に派遣するとともに、先進地視察を行うなど、取組も着実に進んでおり、その実現に期待が高まるところです。  次に、本市が掲げる出向く福祉の一つとして開始した子育てSOSサービス事業では、子育てに不安や負担を感じている家庭に申込みから1時間以内でヘルパーが駆けつけ、家事、育児支援や育児相談を行っており、利用者からは、「気持ちに余裕ができた」、「悩みを聞いてもらい、前向きに考えられるようになった」などの声を頂いているとのことで、保護者の育児に関する精神的、肉体的負担の軽減が図られていることが分かりました。  次に、令和元年8月には全国に類を見ない子育て支援の拠点施設として開設した子育てなんでもセンターの現地視察を行い、子育てに関する多くのサービスが同施設に集約され、大変便利であることから、多くの方に利用され、とても好評であることを確認いたしました。なお、この子育てなんでもセンターで実施している託児事業については群馬地域においても実施する予定とのことで、さらなる子育て支援の充実が図られることを期待しております。  ただいま報告いたしましたとおり、本市の子育て支援は、高崎ならではの利便性の高い施設を展開しており、全国に誇れるすばらしいものであります。そうした本市の魅力を子育て世代にアピールすることで、定住人口の増加にもつながればと期待するところです。今後も子どもと子育てに優しい住みやすいまちづくりに向け、執行部の皆様のより一層の御努力をお願いいたします。  最後に、委員各位及び執行部の御尽力と御協力に対して深く感謝申し上げ、本委員会の中間報告といたします。 ○議長(渡邊幹治君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第12 議員提出第1号議案 高崎市議会会議規則の一部改正について ○議長(渡邊幹治君) 日程第12、議員提出第1号議案 高崎市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により提出者の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議員提出第1号議案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出第1号議案は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第13 議員提出第2号議案 高崎市議会委員会条例の一部改正について ○議長(渡邊幹治君) 日程第13、議員提出第2号議案 高崎市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により提出者の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議員提出第2号議案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出第2号議案は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △市長挨拶 ○議長(渡邊幹治君) 以上で本日の日程及び今期定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。                  (市長 富岡賢治君登壇) ◎市長(富岡賢治君) 令和3年第1回高崎市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  本定例会におきましては、報告1件、承認1件、令和2年度高崎市一般会計補正予算をはじめ、令和3年度高崎市一般会計予算、高崎市監査委員の選任同意、高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意など、議案65件を上程させていただきましたところ、議員の皆様には熱心な御審議の上、御議決、御同意を賜りまして、誠にありがとうございました。この場をお借りいたしまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。  また、一般質問、各常任委員会特別委員会におきましては、皆様方から多くの貴重な御意見や御指摘を頂きましたので、今後の市政運営に適切に反映させてまいりたいと考えております。  皆様方には、24日間本当に御苦労さまでございました。重ねて心から厚くお礼を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○議長(渡邊幹治君) これにて令和3年第1回高崎市議会定例会を閉会いたします。                                       午後 4時06分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和3年3月17日                              高崎市議会議長  渡  邊  幹  治                                 副 議 長  長  壁  真  樹                                 議  員  中  島  輝  男                                 議  員  石  川     徹...